背泳ぎの泳ぎ方と練習方法
背泳ぎの泳ぎ方と練習方法について解説します。
まず、押さえておきたいのは、手を一回かく間に足は6回キックするということです。 この回数を知らずに、ただやみくもに手足を動かしていると、なかなか進むことができません。
足は付け根から動かします。間違っても、ひざ下をバタバタさせるようなことはしてはいけません。 足全体を動かすことで、大きな推進力が得られるのです。
手は頭上の遠い位置に入れます。ピンと伸ばして、出来るだけ遠くを目指しましょう。 横までかいたら、再び水上に腕をだします。
呼吸はどちらか片手の動きに合わせて行います。このリズムがとれていないと、推進力が得られません。 気がつきにくいところですが、ちゃんとどちらかの手に合わせて呼吸をしましょう。
背泳ぎでは、常に呼吸ができる状態にありますから、リズムを気にせずに呼吸してしまいがちですので気を付けてください。
背泳ぎの練習では、コーチや練習仲間に足か頭のどちらかを抑えてもらい、手足のどちらかを集中的に練習します。 特に、足の動かし方がうまくいかずに、推進力を得られないパターンが多いので、付け根から動かせるように練習しましょう。
もしも、一人で練習をする場合には、ビート板が有効です。手足の動きを覚えることができたら今度は、実際に泳いでみます。 このときに、手足と呼吸のリズムを意識して身につけるようにします。
背泳ぎのスタート
ひざを曲げて腕を伸ばします。このよきに、足は水中になければいけません。「スタート」の合図で両手を離して壁を強く蹴ります。体はそらして水中に入ります。それから通常の泳ぎ方に入ってください。
背泳ぎのターン
背泳ぎのターンでは、片手を壁にタッチします。それから、ひじを曲げながら体の方向を変えます。両足が壁についたら力強く壁を蹴ってください。
このときに気をつけるべきことは、仰向けの姿勢を保つことです。 これはルールですので、失格にならないように気をつけてください。