鉄棒の練習方法
鉄棒の練習方法を解説します。
鉄棒は体育の授業でも必須の種目です。 鉄棒が苦手な人は体育の授業が辛くて仕方がないはずです。 そんな方でも前回りから逆上がりまでできるように解説しますのでご安心ください。
鉄棒で最初に覚えるべき技は基本の前回りです。まずはこれができなければ、逆上がりなどの上級技はできるようにはなりません。
前回りは、まず順手で鉄棒を握ります。両足は前後にずらしておきます。そして、前に出している足を蹴るのと同時に頭をさげてくるりと回転します。 コツはおへそ(おなか)を鉄棒につけることです。体と鉄棒が離れていると回るのは困難です。 鉄棒が体を支えてくれるのですね。
前回りができない人は、たいていこの鉄棒におへそを付けるという行為ができていません。 また、腕の筋力が弱くて体を支え切れないという人もいます。 その場合は子供であっても筋力トレーニングをしてください。 腕たせ伏せを毎日30回くらいしていれば、数か月後には前回りができるだけの筋力が出来上がります。
前回りができるようになったら次は逆上がりです。 子供のころに逆上がりができなくて、辛い思いをした人も多いでしょう。 今現在、子供の人でも同じ気持ちの人がいるかもしれません。
逆上がりでは鉄棒を逆手で握ります。 そして、片足で思い切り地面をけるのと同時に真上を見るようにします。 両手は鉄棒をしっかり握って体を引き寄せるようにしてください。 ただ単に握っているだけではだめです。 鉄棒と体をくっつけるように引き寄せるのが大事です。
地面をける位置は、鉄棒の真下よりも少し先です。 あまりに遠すぎでもダメですし、手前すぎてもダメです。
逆上がりができない一番大きい原因は、体重に対する腕力です。 体の重い人の場合、よほどの腕力がなければ逆上がりはできません。 ですから、積極的に筋力トレーニングをするように心がけてください。 鉄棒を引き寄せる筋肉が重要ですから、上腕二頭筋をメインに鍛えましょう。