走り高跳びの練習方法
走り高跳びの練習方法を解説します。
走り高跳びは、ある高さのバーをジャンプして越える競技です。 陸上選手でなくとも、体育の授業で行ったことがある人は多いでしょう。
走り高跳びには、はさみ跳び、ベリーロール、背面跳びの三種類があります。
はさみ跳びは、体をバーと平行になるようにして、両足を片足ずつ真上に振りあげて飛び越える方法であり、初心者向けです。練習にはハードルを用いるのがよいでしょう。まず、最初は歩いて跨ぎます。これでフォームをつかむのです。 慣れてきたら、実際に走りながら飛び越えていましょう。
ベリーロールは、バーに近い方の足で地面を蹴り、体を回転させて、逆の足から飛び越える方法です。 練習にはハードルとマットを使って練習しましょう。 体を回転させてマットに落下する恐怖感をなくしましょう。
背面跳びは、踏み込む瞬間にバーに背を向けて頭からバーを越える方法であり、上級者向けです。 背面跳びは難しいですから、最初はマットだけを使って、ジャンプする練習をします。ハードルを使った練習は危険なので、しばらくはマットだけを使って練習してください。
はさみ跳びやベリーロールの練習でハードルを使うときは、必ず正しい方向から跳び越えるようにしてください。 逆から跳び越えると怪我をするので絶対にしないでください。
助走の角度は、バーに対して、はさみ跳びは45度、ベリーロールは30度、背面跳びはほぼ0度で行いましょう。
フォームをマスターした後に、記録が上がらない場合は、スクワットなどの筋力トレーニングをしてキック力を強化してください。
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