陸上競技の練習方法
陸上競技は身体能力を極限まで発揮することで勝負を競う種目です。 基本は走ることです。どの種目でも日々、走るトレーニングを欠かさないようにしましょう。 リレー以外は個人競技になります。 しかし、みんなで一丸となって練習に取り組むことで、一人の時よりも大きな力を発揮できるようになるでしょう。自分のフォームを見てもらいアドバイスしてもらいましょう。
陸上競技が個人競技であるからといって、みんなでの練習をおろそかにしてはいけません。ひとりでの練習と複数での練習では、大きな違いがあります。 ひとりきりで練習していると、どうしても心理的な甘えが生じます。それが複数での練習となると、練習仲間に負けられないという意思がうまれるため、よりハードな練習をこなせるようになるのです。
オリンピック選手でも、たったひとりで練習しているひとはいません。練習仲間やコーチと一緒に練習しているのです。また、精神面だけではなく、技術面でも協力しあうことができます。 例えば、ハードル走や走り幅跳びでのフォームは自分では確認することができません。ですから、練習仲間に見てもらって的確なアドバイスをしあうことが重要なのです。
陸上競技は自分の上達を数字で知ることができるため、やりがいのある競技です。球技や武道では、自分が上達しているのかどうかはわからないことが多いでしょう。 しかし、陸上競技では記録がでます。タイムや距離が数字でわかるのです。これは練習するうえで大きな励みとなります。
ですから、必ず、日々の練習では自己記録を更新することを目標とします。おなじ記録を何度出しても意味がないのです。練習の段階で自己記録を大きく上回るような目標をたてましょう。 練習でいい記録をだせても、試合本番では出せないことがあります。試合当日は緊張がありますから、人によって練習よりも良かったり悪かったりと様々です。 ですから、練習の段階で大幅な記録の更新をしておくことが重要です。